クリントン大統領とモニカ ルインスキーの浮気スキャンダル 内容をリークしたのは誰?

クリントン大統領 モニカ ルインスキー 画像

今から20年前の1998年、第42代アメリカ合衆国大統領を務めたビル・クリントン氏の浮気スキャンダルが発覚しました。

相手は、ホワイトハウス実習生モニカ ルインスキー(当時24歳)で、現役の大統領としての不倫スキャンダルは世界の注目を集めたのです。

モニカ ルインスキーとのスキャンダルが発覚する前の1993年、クリントン氏は、アメリカ合衆国の大統領に就任しました。

1996年にも再選を果たし、大統領の職を2期8年間にわたり務めましたが、数々の疑惑やスキャンダルにまみれることに。

しかも、この浮気スキャンダルは、政敵の格好の攻撃材料になったのです。

モニカ ルインスキーとの関係を全世界が知ることになったのは、とにかくクリントン大統領が大嫌いで、「クリントン政治にダメージを与えられすればいい」と思っていた女性がいたからだといいます。

スキャンダルの内容をリークしたのはルシアン・ゴールドバーグという老婆でした。

白い髪に大きな眼鏡が印象的な彼女はニューヨークで暮らし、出版代理人を仕事としていました。

老婆はクリントン大統領の浮気を証明する証拠テープを入手すると、雑誌「ニューズ・ウィーク」に持ち込みます。

そして、スキャンダルが発覚することになるのでした。

Sponsored Link

クリントン大統領とモニカ ルインスキーの浮気スキャンダル発覚

クリントン大統領のスキャンダルは1998年9月12日、独立検察官の捜査報告書の公表により浮上しました。

報告書の内容は、ホワイトハウス実習生のモニカ ルインスキーとの浮気関係を記したものだったのです。

当時クリントン大統領は、アーカンソー州知事だった1994年に部下のポーラ・ジョーンズにセクハラ容疑で公判中。

そのため、モニカ ルインスキーとのことも裁判で明るみに出れば、自身の立場はさらに不利になるので、クリントン大統領はモニカ ルインスキーに「自身との関係のことを言うな」と伝えていたのです。

クリントン氏に言われ、思案したモニカ ルインスキーは、同僚に電話で相談を持ちかけます。

しかし、その同僚がこの時の電話内容のテープを公表したため、クリントン大統領に捜査の手が及ぶことになったのです。(ちなみにこの同僚は先ほどの老婆とは別人)

モニカ ルインスキーの同僚にリークされたクリントン大統領でしたが、大統領弾劾裁判で無罪が確定。

しかし、その後、モニカ ルインスキーが体液のついたドレスの存在を明らかにしたため、クリントン大統領はDNA鑑定を受けることに。

鑑定の結果は、「体液が別人のものである確率は欧米人で7兆8700万人に1人」という確率だったため、クリントン大統領は「不適切な関係」であることを認めたのでした。

Sponsored Link

クリントン大統領の浮気スキャンダル内容をリークしたのは誰?

もう一人の主役であるモニカ ルインスキーは事件後、一時はバッグブランドを起業するなど身を立て直そうとしますが、彼女の汚名は返上されることはありませんでした。

モニカ ルインスキーはアメリカを離れ、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスで社会心理学の修士号を取得。

しかし、モニカ ルインスキーの名は有名すぎたのです。

卒業後、いろんな面接を受けるも、職を得ることはありませんでした。

それどころか、2008年の大統領選にクリントン氏の妻・ヒラリー夫人が出馬表明すると、メディアは再びモニカ事件を持ち出したのです。

その後モニカ ルインスキーはクリントン元大統領との秘密を記した暴露本を出版。

スキャンダルについては「後悔しています」としたうえで「クリントンの権力ある地位を守るべく、罪をかぶせられたのです」とも語ったのです。

暴露本を出したのは、不倫騒動後に全てのビジネスに失敗し、その原因とも言えるクリントン元大統領に復讐したかったからと友人が証言しています。

当時のクリントン大統領の浮気を全世界が知ることになったのは、同じくクリントン大統領にダメージを与えられすればいいと思っていたルシアン・ゴールドバーグがスキャンダルの内容をリークしたからでした。

老婆は、いかに大統領がホワイトハウスでだらしなく過ごしているかを書きたいと、ホワイトハウスの職員の同僚リンダ・トリップから出版の企画を持ち込まれたといいます。

すると、クリントン大統領を追い落とせるかもしれない話を耳に挟みます。

その話とは、最近、実習生になった女の子が、大統領と不倫をしているというものでした。

ところが、物的証拠がなかったのです。

写真も撮っていないとなれば、権力者を訴えるには、確かな証拠が絶対に必要なことを老婆は知っていました。

そして老婆はこう言ったのです。

「だったら、電話の会話の内容を録音すれば」。

リンダ・トリップはそれを承諾し、モニカ ルインスキーと自分との電話の会話を、約100回、20時間にわたって録音しました。

そのテープを手に入れた老婆は、雑誌「ニューズ・ウィーク」に持ち込んだのです。

クリントン大統領がモニカ ルインスキーに自身との関係のことを言うなと伝え、モニカ ルインスキーが、同僚に電話で相談を持ちかけたその同僚というのが、リンダ・トリップです。

そのリンダ・トリップからテープを入手した老婆がルシアン・ゴールドバーグでした。

クリントン大統領の浮気スキャンダルは、最低でもこの2人のリークによって発覚することになったのです。

Sponsored Link